喪中はがきの出し方、時期

喪中はがきの出し方、時期、例文

喪中はがき

1.年賀状の欠礼について

喪中は年賀状を出しません。
そこで年賀の欠礼を詫びるあいさつ状を出します。この年賀欠礼のあいさつ状を、いわゆる「喪中はがき」と呼びます。この年賀欠礼状には、だれがいつ亡くなったのかを記し、年賀状の受付が始まる前、遅くとも12月の初めまでには届くように発送しましょう。

年末に不幸があって時期的に年賀欠礼状が間に合わないときは、正月が過ぎてから、寒中見舞いを兼ねて年賀欠礼を詫びます。

また、あいさつ状を出さなかった人から年賀状が届いた場合も、正月が過ぎてから、お詫びのはがきを出します。尚、故人が二等親で、世帯を別にしている場合は、年賀状を出すことや正月を普通に祝うことも多くなっています。

2.冒頭のご挨拶文の違い

一般的には、喪中はがきの冒頭挨拶には下記の2通りあります。
・「~ご遠慮申し上げます」
・「~失礼させていただきます」

「ご遠慮」は先方からの年賀状を辞退することで、「失礼」はこちらから年賀状を送りません、という意味があります。ただし、あくまでも挨拶文なので、どちらが正しいということはありません。

3.喪中なのに、年賀状が届いてしまった場合

喪中を伝え忘れた方や、新しく知り合った友人や知人から年賀状が届いてしまうことはよくあることです。その場合は、年賀状に対する御礼と、喪中であったことを「寒中見舞い」という形でお伝えしましょう。寒中見舞いは、松の内(1月7日)が過ぎてからお送りします。

4.喪中はがきの送り方

年賀状と同じように、自分で印刷する方法もあれば、印刷会社に発注してお送りする方法もあります。
印刷業者を利用する場合であれば、インターネットから注文する方法が簡単で便利です。自宅に居ながら文面も自由に選択したり、編集できます。最近はネット割引も適用されているので、安くて便利でオススメです。

■喪中はがき対応の印刷会社
(株式会社宣美)


4.年賀欠礼状の例文

以下に年賀欠礼状(喪中はがき)の例文を記しますので、ご参考にしてください。

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喪中につき年末年始の
ご挨拶ご遠慮申し上げます

義父・山田次郎が五月二十一日に九十二歳で永眠いたしました
ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝致しますと共に
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます

平成二十五年十二月

平成二十五年十二月
〒100-0005 東京都千代田区丸の内六丁目101-2
 山田 太郎
    花子
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喪中はがき例
▲喪中はがきの参考例
(クリックすると大きく表示できます)


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