終活で手元供養を学ぶ

手元供養品も様々なタイプがあります

手元供養
我々日本人のライフスタイルの変化に伴い、供養のスタイルも進行しています。終活の一環として手元供養とその方法、商品タイプについてもご説明します。持ち運べるもの、持ち運ばないものなど、ライフスタイルによって選ぶことができます。

「自分の気持ちを子どもに遺す」という意味から終活でも注目を集め、死後に自分の遺骨をアクセサリー等に加工したいという希望が増えてます。

1.手元供養とは

納骨堂、樹木葬、海洋散骨などの最新の供養スタイルを利用する人の中には、「遺骨がすべて手元からなくなるのは寂しい」という理由で手元供養品を利用する人が増えてきています。

手元供養とは故人の遺骨を供養の対象にしたもので、自宅供養ともいいます。一般的な葬送方法である寺院への納骨の代わりに、あるいは納骨した上で、さらに遺骨を自宅などで保管し、身近に置いて故人を偲ぶという考え方に基づいています。

最近ではライフスタイルに合わせて選べるように、手元供養品のラインナップも充実してきています。
遺骨をそのまま納骨容器やペンダント型容器に保存するタイプ、遺骨を加工してプレートやダイヤモンドにするタイプなどがあります。

もし、手元供養品を持ち続けることができなくなったときは、持ち主の棺に納めて火葬したり、持ち主と同じ形で埋葬するといった方法を取るのが一般的です。

2.手元供養品のタイプ

(1)遺骨加工品

遺骨を加工したプレートやダイヤモンドです。持ち運ぶことができるものでも、家に置いておくもの、両方できます。

(2)納骨容器

天然石などの素材の比較的大型の容器に納めるもの、陶器などの素材の比較的小型の容器に納めるもの、など持ち運ばないタイプです。

(3)ペンダント型

シルバーやチタン、天然素材系のペンダントに納めるもので、常に持ち運ぶタイプのものです。


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