終活のエンディングノートの選び方と書き方

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エンディングノート

1.自分の性格に合うものを選ぶ

終活を行う際に最もポピュラーとなったエンディングノートの選び方は大切です。最近、市販のエンディングノートの種類がとても増えています。これは選択の幅が広まったという点では非常に良い事ですが、同時に書店で手に取っても、どれにしようか迷う方も多いのではないでしょうか。

エンディングノートにも様々な種類があるので、下記の点に注意して、自分の性格に合ったものを選んでください。

エンディングノート選定のコツ

(1)目的と自分の興味を決める

「どれでもいい」という姿勢ではなく、しっかりと選ぶことが大切です。目的が明確だとノートを完成させる気力も持続します。色々なエンディングノートを見比べて、書きたい内容とボリュームで検討してください。

(2)自分の性格を考える

大雑把な方には、記入欄にゆとりがあり、シンプルなものがお勧めです。逆に几帳面な方には、書きたい内容が細かく分かれているものがお勧めです。

(3)ノートの紙質もチェック

エンディングノートは、本とは言え、直接書き込むものなので、髪質や筆記用具も検討しましょう。
「買ったものの、実際には書いていない」という方も多くいるので、自分に合った1冊を選び、納得できるエンディングノートに仕上げてください。

2.何度でも書き直してOK!

「自分の想いの整理やメッセージ作りに、予想以上に時間がかかった」。
これは、実際にエンディングノートを書き終えた人によくある感想です。エンディングノート作成の際に苦労する一因は、いきなり書き出すことにあります。そこで活躍するのが「付箋」です。

下記の3つの手順で書くとうまくいくケースが多いようです。

(1)書きたい要素を付箋に書き出す

(2)並べて検討する

(3)実際に文章にする

さらには、想い、思い出の整理の際にお勧めなのは、「ベスト10方式」です。「いままで楽しかった事&つらかった事ベスト10」、「自分の人生の糧となった本&映画ベスト10」といった感じで、ひとことコメントを添えてまとめます。

作業をするご自身も、これを読む人も、きっと楽しくなると思います。エンディングノートは何度書き直しても構いません。書き足した用紙を張り付けたり、パソコンが得意な人は別冊を作ることも良いでしょう。大切なのことは、エンディングノート作りのプロセスを自分自身も楽しむ事です。


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