故人を偲ぶお別れ会を主催・参加する

偲ぶ会の主催や費用について

故人を偲ぶ会

知人・友人が主催する場合には、家族と相談の上で了解を得てからおこないます。
あまり形式にとらわれず、楽しく見送れる雰囲気づくりを心がけましょう。参加する方も、故人に対する想いを胸にした上で、あまりルールやしきたりにとらわれなくてもよいでしょう。



1.お別れ会を主催する

葬儀を密葬や家族葬など、内輪だけで営んだ場合には、友人・知人には故人を見送る機会がありません。そのような場合に行われるのが、「お別れ会」や「偲ぶ会」などです。遺族が主催するケースと、友人・知人が主催するケースがあります。友人・知人が主催する場合には、遺族と連絡をとって、遺族の了解を得た上で開催しましょう。

密葬や家族葬を選んだということは、何らかの理由があるということです。たとえば、形式にとらわれない自由なスタイルで見送りたかった、というような場合、お別れ会もそのような遺族の想いに合ったものにするべきです。また、そのお別れ会にどのような人が参加するのかも、遺族にとっては大変気になるものです。お別れ会は、葬儀後2週間~6週間ほど経ってから行われるのが一般的です。場合によっては四十九日や1周忌の日に、法事の後に行うこともあります。時期についても遺族とよく相談するほうがよいでしょう。

<ポイント>お別れ会の参列費用の目安

お別れ会の費用は会場や料理、飲み物の種類などによって異なりますが、お別れ会の費用は1人当たり1万~1万5000円ぐらいが相場のようです。また会費制で行う場合は香典は不要です。
遺族を招く場合、遺族のぶんの費用は会費として同額をいただいても、
あるいは参列者で均等に負担しても、どちらでも構いません。

2.お別れ会の内容

お別れ会の内容に決まりや規則はありません。
会場の許す範囲で自由に行うことができます。
式のどこかに黙とう、焼香、献花、弔辞など故人に対するお別れの儀式の
時間を設けると良いでしょう。それ以外は自由です。
ホテルやレストランであれば会食をメインに、故人のスライドを上映したり、
仲間が楽器や演奏したり、歌を歌ったり、演出はそれぞれにあるかと思います。
出来る事ならば、誰かに司会を依頼し、進行を決めておいた方が良いかもしれません。

3.お別れ会の会場

一般的にお別れ会は喪主(遺族の代表者)が主催します。
通常は、無宗教の形で行うので、形式も会場も自由に選ぶことができます。
人数が少なければ自宅でも構いませんが、地域の集会場やレストラン、
ホテルの宴会場、寺院会館、葬祭場など、人数の規模に合わせて選びましょう。
故人にゆかりのある場所や店も良いでしょう。

<ポイント>会場に合わせたアレンジが必要です

お別れ会の会場が斎場や寺院の会館であれば祭壇を設けて遺骨を置き、
焼香をすることもできます。
ただし、ホテルでは祭壇に遺影を飾り、焼香はせずに献花をするのが一般的です。
会場に合わせたアレンジをおこないましょう。

4.お別れ会を開くにあたって

これまでざっとお別れ会(偲ぶ会)を開催するポイントを述べてきましたが、
会場の手配や参列者への連絡などこまごまとした事だけでも非常に煩雑です。
さいごに、「週刊ダイヤモンド」葬儀社ランキングで上位にランクインした葬儀社を
掲載しますのでご参考にしてください。
どんな葬儀をしたいかお伝えになれば、色々アレンジしてくれるかと思います。




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