終活での各種ローン・クレジットの整理

終活におけるローン整理のコツ

クレジットカード・ローン3
カードローン等の未返済で遺族に迷惑をかけないためにも、未返済内容の共有も、終活ではとても大切なポイントです。難しいことかもしれませんが、未返済の内容も隠さずに一覧表に記入することが重要です。取りまとめた一覧表の定期的な更新も忘れずに。

各種ローン・クレジットカードの整理

(1)カード別に一覧表を作成する

クレジットカードの存在とローン残高、返済額が分かれば十分です。カード番号と暗証番号を記入したメモは金庫に保管するなどして厳重に管理をしておきましょう。

(2)返済中の買い物情報も一覧表に記載する

ローンや割賦返済の買い物で未返済のものがあったら、一覧表に記入しておきましょう。相続が発生すれば、相続人が放棄をしない限り、ローンも一緒に引き継ぐことになってしまいます。

「負債を知らずに財産を相続。3か月経ってから数千万円の借金が判明し、財産放棄ができる期限を過ぎてしまっていることから、大きな負債を背負うハメに・・」というように、負債の存在や額を知らないと、残された遺族にも大きな悲劇が生じてしまうかもしれません。

(3)ポイントは早めの交換を

カード約款上、クレジットカードなどのポイントは相続できません。貯まっているポイントは、早めに商品に交換するか、支払に利用するとよいでしょう。


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