お墓を建てる

お墓のデザインや費用相場

墓
お墓を建てるときは石材店、石、デザインを決めます。石材店が経営する墓地もありますし、墓地と提携を結んでいる場合も多いです。

1.石材店を選ぶ

墓地を購入したら、次にすることは墓石などを準備することです。墓石は石材店に依頼して建ててもらいます。民営墓地や寺院墓地の中には、石材店の指定がある場合もあります。指定店はほかの店より割高な場合もありますので、購入前に確認することをオススメします。

もちろんですが、お墓は建てただけで終わりではありません。お墓を建てた後も、10年、20年とメンテナンスが必要となります。石材店はアフターケアもしっかり対応してくれる信頼のおけるお店を選びましょう。

2.石とデザインを選ぶ

墓石に使われる石は風化に強く、磨くと光沢の出る御影石(みかげいし)が一般的です。関東では黒系、関西では白系の墓石が好まれるますが、最近では赤系や緑系などさまざまな種類の墓石があります。デザインは宗教それぞれにフォーマットの形があります。このごろ増えつつあるのは、形にとらわれないで自由にデザインする墓です。

ただし、寺院墓地では自由にデザインできない場所もあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

3.お墓にかかる平均的な料金

お墓を建てるのにかかる費用は、下記から成り立っています。

(1)「墓地の永代使用料」+(2)「お墓の建立費」+(3)「開眼供養のお布施」の合計
つまり(1)は土地代、(2)は墓石と工事費用、(3)は僧侶への金額、となります。金額は、墓地やお墓の種類、規模によって大きく異なります。一般的には150~400万円ぐらいがお墓の相場となっているようです。

4.お墓のいろいろなデザイン

■和型のお墓

昔から使用されている、日本人がイメージする一般的なお墓の形です。家名や戒名が刻まれている一番上の石は棹石(さおいし)と言います。その下に上台、中台、芝石がある3~4段構成が基本デザインです。

■洋型のお墓

墓石が低いので、少ない墓石量で作ることができます。オルガン型やストレート型、プレート型などがあり、自由な形状にできるので、宗教を問わず人気が出てきています。

■神道型のお墓

基本の形は「和型」と同じで、3段巻の構成でできています。棹石のてっぺんがとがっているのが特徴です。

■デザイン墓

自由な形で作られたお墓です。野球のボールやハート型など、故人が好きなものを表した墓石デザインもあります。


TO TOP