終活を行っていくと、写真の整理はこれまでの思い出が詰まってるだけになかなか整理が進まないものです。アナログ写真もデジタル写真も整理の手順・方法は同じです。写真を選り分ける家庭も楽しみながら進めることがコツです。
1.終活でのアナログ写真の整理
ステップ1:バラバラの写真を一か所に集める
適当な箱を用意し、中に写真を入れます。靴の空き箱が深さもサイズもちょうど良いのでお勧めです。
ステップ2:イベントごとに写真をまとめる
「撮影日付」、「イベント名」などを記入した間仕切りを入れて、写真を仕分けしていきます。
(間仕切りの記入例)
2003年7月の熊本旅行で撮影した写真の場合
⇒2003/7:熊本旅行(長男一家と)
ステップ3:残す写真を選ぶ
なかなか選ぶのも一苦労かとは思いますが、ハッキリと捨てるものと残すものを選別しましょう。
ステップ4:選んだ写真を保存・加工・編集する
アルバムは機能性重視で選ぶと良いでしょう。尚、ポケットアルバムが便利です。選ぶときのポイントは、「シンプルなデザイン」「サイズをそろえる」です。整理しやすく、見た目もスッキリします。アルバム整理のコツは、完璧を目指さないことです。時系列に写真を並べるだけでも構いません。
2.終活におけるその他の整理方法
(1)たまった写真や年賀状を整理する
写真や紙をデータにするサービスがあります。「アルバムに入れていない写真がたくさんある」、「残しておきたい年賀状があるが、置き場所に困っている」という方にオススメです。A4サイズまでの紙や写真を画像データにしてCDに保存してくれます。
(2)デジカメで撮りためた写真でフォトブックをつくりたい
フォトブックとは、デジタルカメラで撮った写真データを使って編集制作できるオリジナルアルバムのことです。専用ウェブサービスを使う方法から、写真ショップに写真データを持参して編集する方法まで色々とあります。
フォトブックは必要な部数を1冊から注文できる点が便利です。気にいった写真に手軽に文章を添えて編集できるので、自分だけのアルバムづくりを楽しむ人たちが増えています。
◎傷ついた写真は修復サービスが便利
写真の修復サービスがオススメです。
・「傷ついたり、破れた写真の修復」
・「白黒写真をカラーにする」
・「色あせた写真の修復」
などが可能です。
写真修復サービスは、修復したい写真をスキャニングして、その画像データを専門家が加工してプリントします。したがって、元の写真はそのままお手元に戻ります。
(費用の目安)8,800円~(修復料金+2Lプリント1枚+修復画像データ格納CD1枚)
これ以外にも写真を補正するフォトレタッチサービスなどもあります。プリント専門店にご相談ください。
(3)昔撮ったビデオを見られるようにしたい
ビデオテープ(VHS/ベータ/デジタル8など)をDVDに
ダビングするサービスがあります。カビで劣化して見られなくなる前に
DVD化しておくことをオススメします。
(4)かさばるネガファイルを整理したい
撮影済みネガや現像済みネガ、APSフィルムをデータ化してCDに保存するサービスがあります。かなり前に撮影した写真でも、画像データにしてけばパソコンでも使えます。