法要・仏事・おつきあい

亡くなった大切の方の供養

葬儀が終わってやっと一息つくところですが、
葬儀後も法要や仏事、おつきあい等が続きますので、
故人の供養のためにもマナーやしきたりを守りながら、
頑張って対応していきましょう。

位牌についてボタン位牌の意味と本位牌
仏壇について種類と仏壇選びのポイント
日常の供養ボタン日々の供養の仕方について
お墓参りをするボタンお墓参りの時期と作法
お盆とお彼岸ボタンお盆・お彼岸の意味と準備
忌中と法要ボタン意味と法要スケジュール
法要の準備ボタン四十九日や法要の流れ
法要をおこなうボタン法要準備とマナーや注意点
喪中はがきボタン挨拶のタイミングや文面

1.位牌について

●位牌の意味
⇒位牌は故人の魂が宿る依代(よりしろ)です。
戒名の書かれた位牌は、朝夕の供養のたびに、
故人となった人を偲ぶ大切なものです。
 位牌について 

2.仏壇について

●仏壇の意味
⇒仏壇は故人と対話し、供養するものですが、
もともとは進行している本山の仏像を祀るもので、
いわば家の中のお寺として位置づけられるものです。
●仏壇購入のタイミング
⇒特に決まりはありませんが、忌明けでわる四十九日や一周忌に
購入するのが一般的となっているようです。
●仏壇選び
⇒仏壇は宗派によっても用具が異なりますし、家の中で置ける
スペースとも相談しなければならないので、よく確認してから購入しましょう。
 仏壇について 

3.日常の供養について

●朝晩の礼拝
⇒故人の供養は、毎日朝と晩に礼拝を行うことが基本です。
時間がない時は線香やお経は結構なので、できるだけ声をかけるようにしましょう。
●お供え物
⇒基本的なお供え物は、ごはん、水、ろうそく、お香、花の5つになります。
 日常の供養 

4.お墓参りをする

●お墓参りをしたいときは、亡くなった月日の「祥月命日」(しょうつきめいにち)、
⇒春と秋の「お彼岸」、そして夏の「お盆」に行うのが一般的です。
●お墓参りの作法
⇒お墓参りをするときは、ゴミ袋やたわしを持参して、掃除を入念にしましょう。
また、掃除が終わったらお墓に水をかけ、お供え物をして拝みます。
 お墓参りをする 

5.お盆とお彼岸

●お盆と新盆
⇒お盆は祖先が自宅へ帰ってくる日と言われています。
また、四十九日後に初めて迎えるお盆を新盆と言って、できれば僧侶を呼んでお経を
あげてもらうようにしましょう。
●お彼岸
⇒お彼岸は春と秋の年2回あり、祖先を供養する日本独自の習慣です。
この時期にも、仏壇の掃除を行ってお墓参りに行きましょう。
 お盆とお彼岸 

6.忌服と法要

●忌中、喪中とは
⇒仏教では亡くなった日から四十九日までを「忌中」、その時期を過ぎると
「忌明け」と呼びます。
「喪中」とは喪服を着ている期間を指しますが、今では一周忌までを
喪中と捉える人が多くなってきています。
●法要とは
⇒法要とは故人を弔う儀式のことです。
最近では、初七日、四十九日、一周忌、三回忌、七回忌、
以外は省略または身内だけで済ませることが多いです。
 忌服と法要 

7.法要の準備

●四十九日の法要
⇒最近では初七日法要を葬儀と一緒に行うので、実際に葬儀後に行うのは
四十九日の法要となります。四十九日は故人の霊が家から離れて、
あの世に向かう日とされており、この日を境に忌明けとなる大切な行事です。
●四十九日法要の準備の流れ
(1)僧侶への依頼
(2)会場の手配
(3)引き物、お斎(会食)、お布施の準備
(4)法要の案内を出す
 法要の準備 

8.法要をおこなう

●法要での注意点
⇒四十九日の法要では、一緒に納骨式や仏壇・位牌の開眼供養などを
同時に行う場合も多いので、法要にだけ参加する人、納骨式にも参加する人など
異なることもあるので、どのような順番で行うのか僧侶に相談します。
また、法要は自宅か寺院で行うのが一般的です。
遺族の服装は、一周忌までは正式な喪服、それ以後はグレーや紺の地味な服装です。
また、施主は法要が無事に終えたことの挨拶が必要です。
●一般的な法要の流れ
(1)読経
(2)焼香
(3)法話
(4)お墓参り
(5)お斎(会食)
 法要をおこなう 


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