終活でエンディングノートを書く

エンディングノートは終活の良い手助けとなります

エンディングノート
「エンディングノート」は、終活という言葉と共に普及し、終活をスムーズに進める為に非常に有効な手助けとなります。

そもそもエンディングノートの誕生は2003年にボランティア団体が産み出した言葉にあります。それから10年の時が経過し、超高齢化社会が少しずつ進む中で、書店でも様々な種類のエンディングノートを見かけるまでになりました。

このノートが便利な最大の理由は、書き進めるうちに、エンディングに必要な内容を整理し、まとめることができる点にあります。

エンディングノートは、終活の良きパートナーにもなり得る物ですので、何から始めたらよいかのお悩みの方はエンディングノートの作成から開始してみることをお勧めします。是非自分に合ったエンディングノートを選んでみて下さい。

1.エンディングノートとは何か?

エンディングノートは、自分の「もしも」の時に備えて、必要な情報を書き記すためのノートです。
書く内容は、自分の人生の歩み、終末期医療の意志表示、葬儀・お墓・供養に関する希望、残していく家族へのメッセージ等です。

エンディングノートは、遺言書とは異なり、法的拘束力はありませんが、家族や親族の精神面において一定の影響力は期待できるものです。エンディングノートに書いておくことで、終末期の医療処置や葬儀のやり方、遺品の処分などに伴う揉めごとを防ぐことができた、というケースが多くあります。

そのために「共有する相手」をあらかじめ決めておくことも非常に大切です。元気なうちからノートの存在を知らせて、「もしも」の時に備えましょう。ただし、財産など重要な故人情報を記す場合は、別途書類を用意するなどの工夫が必要となります。

2.エンディングノートのメリットと注意点

エンディングノートを書くメリットは、主に下記の3点が挙げられます。

(1)「もしも」の時に必要な情報がまとまっていて家族の歩みを振り返られる

(2)自分や家族の歩みを振り返ることができる

(3)面と向かって伝えるには照れくさくなるようなメッセージが書き残せるので、残された家族の悲しみを軽減できる

またエンディングノートの作成は財産情報の把握にも役に立ちます。
また、自分に関することや、終末期に関する要望の整理などで、普段はなかなか行うことができない自分の心とも向き合うことができます。「自分歩みを振り返ることで、忘れかけていた大切なことを思い出したり、新たな発見があった」など多くの経験者が「取り組んでよかった」と語っています。

エンディングノートの選び方と書き方

エンディングノートの選び方と書き方

エンディングノートの作成で、自分らしい終活の第一歩を踏み出してみましょう。

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終活における自分史や想いの伝え方

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エンディングノート以外にも想いを伝える方法はあります。「自分史」や他の方法で伝えてみましょう。

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